〔053〕天城山 (1,406m)
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2003年05月02日(当時52歳)
約1時間で ”万二郎岳”(1,320m)に着く。
ガスに覆われ景色は何も見えない。

”天城山”は全山 ”アセビ”の樹林に覆われていた。

”万二郎岳”から登り下りを繰り返して2時間で ”天城山”の
最高峰である万三郎岳”(1,406m)に着く。 相変わらずガスが
立ち込めており、樹林で見えない景観が更に何も見えなかった。



静岡県伊豆市冷川

標高差:366m
  天城高原ゴルフ場の駐車場に車を停める。
12時55分、出発、一旦、沢まで下ってそこから穏やかな登りとなる、
広葉林に覆われた散策コースである。アセビが多いが花は終わっている様で
残念。 約1時間で ”万二郎岳”(1,299m)に到着。 ガスが出てきて景観は
効かない。 ここから下りが続き嫌な予感がする。登り下りを繰り返しなが
らも段々下っていく。
鞍部に出てからは穏やかな登りとなる、アセビが圧倒的に多くシャクナゲが
点在する、登りがきつくなってくると2時50分、
2時間弱で ”
万三郎岳”に到着する
  誰も居ないのでオートシャッタで自分を写す、回りは樹林で覆われ景観は
ガスで効かない。 3時00分、涸沢方面に下りる。 えげつない急斜面で登
りに選ぶとえらい目に会いそうな道である。 足の指をかばいながらゆっくり
降りる。涸沢分岐点からは穏やかな下りとなり景色も良くなる。
途中、超スローペースの老人夫婦を抜かす、日暮までに帰りつけるのか心配
になってきた。頼みの水場には水が出ていなかった。途中、登ってくる青年
と会ったので老夫婦の話をして、今からの登りでは日が暮れる話をした。
万二郎分岐点に戻ってからも駐車場までの距離が長く嫌気が差す。
4時45分(3時間50分)に駐車場に帰り着く。 便所で会った人は5時間掛
かったと言っていた。 簡単な山と勝手に思い込んでいたが、考えてみれば
氷ノ山と変わらない標高の山であった。
'03年度の日本百名山行脚
05/01 05/01 05/02 05/02
瑞牆山 金峰山 大菩薩嶺 天城山
何の取り得も無い下らない山だが、日本百名山に入っているので
記念写真だけ撮っておく。 一応、1山消化しただけの感じ。
”万三郎岳”から ”涸沢”に下るが、落ちる様な急斜面であった。
”涸沢”に下りてしまえば後はなだらかな道となる。
予定を終了して帰路に付く
  総じて天気が良かったのに最後は後味の悪い天城山となってしまった。帰路は伊豆半島の海岸線を走るが、干し魚の土産物屋や、食堂が多く、
目に付いた。 食堂で晩飯を食べるが、名産の干し魚が美味かった。
日本百名山』 どこを見ても日本百名山を感じることは出来なかった。 山頂ではガスで展望が得られず、リベンジを誓う。
あまぎさん
深田久弥著の「日本百名山」から
  天城山へ登る機会を逸していた一つの理由に、その五万分の一の地図が無かったせいもある。
要塞地帯だったからだ。 地図を持たない登山は私には興味索然である。 (略)やはり地図の等高線を
数えながら登るようでないと面白くない。
Road Map :伊豆スカイラインを南下して県道111号線を終点まで走る。
Route Map
:ゴルフ場近くの登山口から右回りに周回する。
大菩薩嶺からの移動
  今朝は山梨県の ”大菩薩嶺”に登り、晴天の中、大展望が得られた。
下山後は ”富士山”を眺めながら中央自動車道を走り、伊豆半島を縦断する。
”万二郎岳”に登り、馬ノ背を縦走して ”万三郎岳”に至る。
2023年11月18日改定